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宗祖降誕会

7月14日(金)5限目、本校講堂にて宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)が行われました。宗祖降誕会とは浄土真宗の宗祖である親鸞聖人(しんらんしょうにん)の誕生をお祝いする行事です。親鸞聖人は1173年(承安3年)4月1日(陰暦の5月21日)京都の東南、日野の里(京都市伏見区)で誕生されました。浄土真宗本願寺派(通称お西)では5月21日にこの誕生のお勤めが行われます。当時の京都は鴨長明の「方丈記」に見られるように、地震や大火などが相次ぎ、さらに飢饉や疫病などのために死者が都に溢れるという、命というものが根底から問われる時代でした。親鸞聖人はそのような時代に生をうけられ、生きることのあり方、仏道を探求されました。今を生きる私たちも度重なる自然災害によって多くの命を失っています。また、個の命よりも自己や自国の主義主張を重んじる風潮が広がるような現実の中にもいます。命の意味や生きることの意味を考えないわけにはいかない心の状態だと思います。仏教の教えに出会うことが生きる力になることを願い、宗祖降誕会を通し親鸞聖人の誕生を思念しつつ、生きることの尊さ、命の大切さを今一度考える学校行事です。

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