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サッカー部「流れは自分で引き寄せる・・・」

令和3年度 石川県高校総体サッカー競技が開催された。

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大のため中止となった大会。今年は、無観客試合という感染対策を行った上での大会となった。しかし、残念ながら2校が辞退するという大会となった。サッカー仲間として、本当に心が痛くなる状況であったが、サッカーができることへの感謝、家族・仲間・学校生活での協力など、色んな方々のおかげで大会に参加することができるのだと改めて感じることができた。
<結果>
2回戦:対金沢二水 1(1-0、0-0)0
得点者:松田翔  アシスト:山田康生
3回戦:対金沢北陵 3(1-1、2-1)2
得点者:村田大和 干場悠輝 山田康生  アシスト:山下雅也
準々決勝:対星稜  0(0-3、0-3)6

優勝した星稜に、0-6と完敗であったが、試合開始から、最後の笛がなるまで挑戦者としてチャレンジし続けることができたことは、今後の試合、人生に繋がる試合であったと感じる。

リーグ戦5連敗からの、コロナウイルス感染症の影響での練習試合の自粛。そのような状況から、50人の部員全員で総体へ向けて話し合い、やるべき事を再確認し、臨んだ総体予選・・・。試合会場へは30人しか行けない中、残った20名が同じ気持ちで練習に励んでくれていた。
その気持ちも繋がって、初戦の金沢二水戦では、開始10分に奪った先取点を、結果的には守り切ることができた。これまでであれば、同点に追いつかれ試合の流れを失い逆転されていた。しかし、どんな流れになろうとも、みんなで再確認したやるべき事をやり切ることができ、成長を感じることができた試合であった。
対金沢北陵戦も、1-0から1-1。2-1にするも2-2に再度追いつかれる嫌な展開。しかし、どんな流れになろうとも、自分たちがやるべき事がはっきりしていれば迷うことはない。また、流れを取り戻すために、みんなで力を合わせて、やるべき事に集中できた結果が3-2という勝利に繋がった。
サッカーは時間が決められた中でのゲーム。その時間内には、いい流れの時もあれば、必ず相手に流れが傾く時もある・・・。いかに流れを相手に渡さないように最善を尽くしながら、決めるべき時にゴールを奪えるか。流れがよくなくても、みんなでやるべき事に集中し、ゴールを死守するか。

大きなミスは分かりやすいが、小さなミスが大きく流れを変えていく・・・。それがサッカーの楽しさである。小さなミスをいかにカバーし合い、試合の流れを引き寄せていくか・・・。勝利を引き寄せていくか・・・。

私たちの日常の生活でも同じようなことが日々起きている・・・。

日常の生活でも、私たちは日々小さなミスを繰り返している・・・。それは、人として成長するためには必要不可欠なもの。そのミスした時こそ、その人の力が問われている・・・。どんな言葉を発し、どんな振る舞いをしていけるか。人に応援される人になっていけるか。人に信頼される人になっていけるか・・・。
「流れは自分で引き寄せる・・・」
日常生活において、どんな人になっていけるか・・・。
サッカーというスポーツで、何を学び何に気づき自分の人生を豊かにしていけるか・・・。
答えは自分の心の中にある。

「楽しかった・・・」と感じた星稜戦。こうした総体の結果を、チーム全員が今後の日常生活・練習に活かしていく。
みんなの成長が楽しみだ。みんなの笑顔が力になる・・・。

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